OK ON GOLF(ツアープロモード)で表示される飛距離スタッツとユピテル(GST-5W)で、どのような差が出るのか検証をしていきます。
これまでプロモードでの計測値とユピテルの補正値を探るため、いくつかの記事を上げてきましたが、今回は「ツアープロモード」での計測になります。
他の打ちっぱなし練習場でユピテルを使う際に、実際の飛距離により近く表示させるための補正値を探っていく…ということになります。
1ピースレンジボール と ツアープロモード
プロモード計測と同じ条件で行うのですが、具体的には…
①「OK ON GOLF」は、打球の再現性が95%以上といわれている「タイプ D」
②専用ボールはレンジボールは1ピース
③OKONGOの補正値の設定は「ツアープロモード」
④ユピテルの補正値は「補正なし」
上記の条件・設定となります。
ユピテルのデフォルト設定とロフト角
ユピテルのデフォルト設定ロフト角は以下になっております。紹介します。

(写真出展:ユピテルサイト)
私の使っているウッド・ハイブリッドのロフト角
検証で打っていく私のウッド・ハイブリッド類のロフト角は…
・ドライバー(9度プラスマイナス2度) … 9度
・4番ウッド(16.5度プラスマイナス1度) … 15.5度
・3番ハイブリッド(ロフト調整機能なし) … 19度
・4番ハイブリッド(22度プラスマイナス1.5度) … 21度
以上になっています。 それでは、進めていきましょう~
ドライバー ロフト9度 計測(「ツアープロ」モード )

OKONGOLFのキャリーとユピテルの総距離が一緒くらいに出ています。
ほぼストレートの弾道でしたが、若干スピンが多く表示されています。
OKONGOLFではバックスピンがやや多め、具体的にはドライバーで300回転/毎分くらい多く出る…という話を聞いたことがあります。また、打ち上げ角がドライバーで2度ほど低く計測される傾向があるというのも聞きました。
実際にどうなのかは判りません…私の場合は1打1打の自分の打点の差のほうがよほど大きいので、あまり考えてもしょうがないのかな…と思っています。
暫定補正値としては、プラス9%前後かと。
4番ウッド ロフト15.5度 計測(「ツアープロ」モード )

ちょっとフック回転の多い打球となってしまっています。
(ロフト調整後、現在15.5度で使っているため、3番ウッド感覚です。ですので、上の写真は「3番ウッド」表記になっています)
まあ、こんなものかなと。
暫定補正値としては、プラス6%前後かと。
3番ハイブリッド ロフト19(「ツアープロ」モード )

うーん…3番ウッドとあまり変わらないですね。これなら3番ウッドのほうをバッグから抜いてしまう事を考えても良さそうなデータです。ハイブリッドのほうがまさにユーティリティーに使えて、かつ飛距離がほぼ変わらないなら3Uのほうを残そうかと思います。
暫定補正値としては、プラス4%前後かなと。
4番ハイブリッド ロフト21度(「ツアープロ」モード )

ユピテルの総距離がOKONGOLFの「キャリーと総距離の真ん中」くらいになっていますね。
暫定補正値としては、プラス6%前後かと。
ウッド類のユピテル補正値を暫定
あえて1発勝負で最初の1球目のデータのみとしています。これをもとに無理やりユピテルの補正値を計算してみました。1ピースのレンジボールの打ちっぱなしで使える補正値になります。実際の結果と前後の番手の補正値を参考に流れの良いように修正しています。
※ユピテルのデフォルト設定ロフトと私のクラブのロフトが違うので、あくまで私が使える補正値になります。私と同程度の腕前で、同じロフトを使っているかたなら参考にしてみてください。
暫定補正値
・ドライバー(9度) … ユピテルの「W1」で補正値 「109」←プラス9%
・4番ウッド(15.5度) … ユピテル「W3」で補正値 「106」←プラス6%
・3番ハイブリッド(19度) … ユピテル「U3」で補正値 「106」←プラス6%
・4番ハイブリッド(19度) … ユピテル「U4」で補正値 「106」←プラス6%
以上になります。
番手が下がるごとに補正値が小さくなっていく…というのが理想なのでしょうが、私がしっかりと番手どおりの打球を出せていないことが大きな原因だと思います。
1ピースレンジボールとしては補正値が小さくなってしまっています。これも私の打点特性によるものだと思われます。
次回はツアープロモードでのアイアン計測を行っていきたいと思います。
それでは~
ショートアイアン(ツアープロモード)の検証結果はこちら ↓
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